SDGsとは?これからの社会(企業・市民・行政) 私達にとって大切なこと

SDGsとは?これからの社会(企業・市民・行政) 私達にとって大切なこと~

ナックス SDGs

海外に行ったことがない人でも、一度は外国の方を見たことがあるのではないでしょうか?

私が子どもの頃、約30年以上前にもなりますが、日本で海外の人を見かける機会は少なかったように思えます。

時代の変化と共に日本も様々な国の人が色々な目的で来られるようになり国際社会が発展している事を感じられるようになりました。

そして、今ある社会問題は昔からあったのかもしれませんが、世界が成熟していくと共に国際交流が進んでいる今だからこそ、世界の発展や平和について、じっくりと考える時間も必要だと考えます。


SDGs 知っていますか?

みなさんは『SDGs』という言葉を耳にしたことはありますか? SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは『持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)』の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された、国連加盟193ヵ国が2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。と言われても聞いたことはあるけど、私の会社で取り組んでいるけどよく分からないという人がほとんどではないでしょうか?

ナックス SDGs

たしかに、世界ではSDGsの企業での取り組みが51%なのに対して日本の企業での取り組みはわずか14%にとどまっています。どうして、『SDGs』に取り組まなければならないのか『SDGs』って良く聞くけど「よく分からない?」と言う人も多いと思いますので簡単に説明させていただきます。


ナックス 博士

SDGsとは

SDGsは、持続可能な社会を実現するため、2030年までに達成すべき目標の集合体で、飢餓、福祉、平等、エネルギー、気候変動、海洋汚染などの多様な社会課題が集約されています。国連に加盟するすべての国(193か国)の全会一致で採択されました。

どの目標も基本的なことで、実感がわかないこともあるでしょう。しかし実際日本では所得格差が広がり、子どもがいる現役世帯の最新の相対的貧困率は、2016年に発表された世界の貧困率比における日本の位置は14番目の15.7%となっています。これは先進国の中で中国やアメリカに次いで3番目の高さとなっていて、日本の子どもの6人から7人に1人が貧困だと言われています。また、日本は古い社会規範があり男女の平等の格差も特に「経済」と「政治」の分野では格差が大きいと認識しています。私達の身近だけではなく、世界の視点経って周りを見渡すと未だに深刻な問題を抱えている国や地域があります。私達には『思いやりの文化』があります。平和の願いを込め私達が身近なことでも、ほんの少しの選択と行動をする事によって『明るい未来と言うバトン』を『今を生きる私達が次代を生きる人達に』繋いで行けたらと思います。

 

ナックス SDGs

1.貧困をなくそう

2.飢餓をゼロに

3.すべての人に健康と福祉を

4.質の高い教育をみんなに

5.ジェンダー平等を実現しよう

6.安全な水とトイレを世界中に

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

8.働きがいも経済成長も

9.産業と技術革新の基盤をつくろう

10. 人や国の不平等をなくそう

11. 住み続けられるまちづくりを

12.つくる責任、つかう責任

13.気候変動に具体的な対策を

14.海の豊かさを守ろう

15.陸の豊かさも守ろう

16.平和と公正をすべての人に

17.パートナーシップで目標を達成しよう

 



ナックス 博士

SDGsの169のターゲット

『SDGs 169のターゲット』とは『SDGS』で掲げた2030年までに目標を達成する為に細分化した目標になります。

一例として「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」を見てみたいと思います。

 

ナックス SDGs

すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する

7-1 2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。

7-2 2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。

7-3 2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。

7-a 2030年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する。

7-b 2030年までに、各々の支援プログラムに沿って開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、内陸開発途上国のすべての人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、インフラ拡大と技術向上を行う。



ナックス 博士

CSR(企業の社会的責任)がさらに重視される社会。

新しい時代の価値観。

大手企業を中心にCSR(企業の社会的責任Corporate Social Responsibility:CSR)という見地から、社会的貢献の事業を行ってきました。CSRは植林活動や地域の清掃活動などボランティア的な活動で、どちらかと言えば本業と直結しない活動が主になっていた印象があります。しかし、近年は企業がCSR(*下記参照)を行い更に発展させて戦略的なCSV(*下記参照)経営に舵取りをしている企業が成功しているケースが増えてきていると感じます。これは、私の考え方ですがCSRか?CSVか?と議論をする前にCSRからCSV、CSVからCSRが生まれ、戦略的CSR・CSV経営に繋がり、やがてSDGS『持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)』を達成することによって持続可能な公平で平等な社会になっていくと考えます。

ナックス SDGs

時代は昭和から平成へ、平成から令和へと変わる中で人々の価値観や生き方のスタイルに様々な変化をもたらしました。昭和の時代は経済成長からバブルの影響を踏襲(とうしゅう)してきた時代、生産性を重視し『生産性を学ぶなら昭和に学べ』と言われる時代です。平成は、インターネットと携帯電話が普及した時代です。『IT』や『YouTuber』と呼ばれる新しい職業が出てきたのもこの時代でした。平成から令和の時代へまた新しい価値観が生まれようとしている時代ではないでしょうか。『本当の幸せや平和』と言う概念は普遍的に価値のあるものだと感じます。


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